台湾茶カフェ「ゴンチャ(Gong cha)」が10月18日、渋谷モディ(渋谷区神南1)にオープンする。経営はゴンチャ ジャパン(渋谷区本町)。
2006年に台湾で創業した「ゴンチャ」は、シンガポールや米国、オーストラリアなど、現在16カ国・地域で約1400店舗を展開。2015年、原宿に1号店を出店し日本上陸を果たした。今年9月現在、5都府県に17店舗を展開しており、2020年末までに直営・フランチャイズ含め100店舗を目指している。
渋谷区内への出店は、1号店の原宿表参道店(神宮前6)、昨年オープンした渋谷スペイン坂店(宇田川町)に次ぐ3店舗目で、他のエリアよりも多く店舗を構えている。既存2店舗には現在も行列ができる。情報発信力の高さなどから渋谷への出店を重要視し、渋谷駅からつながる各沿線の消費者への「ブランドの認知向上につながる」と考えているという。
場所は、渋谷モディ1階広場に面した「パイフェイス」跡。店舗面積は24.5坪で、席数は11席。白と木目を基調に「清潔感」「ナチュラル感」を演出するほか、茶にまつわる色として、水=青色、茶葉=緑色、焙煎(ばいせん)した茶葉=赤色をアクセントに取り入れる。
作り置きをせず、注文を受けてから手作りするほか、提供する台湾茶は抽出後4時間以内と決めている。スタンダードメニューも用意するが、カスタマイズできるのも特徴。ベースとなる台湾茶は、ジャスミングリーンティー・ウーロン茶・ブラックティー(紅茶)・阿里山(ありさん)ウーロン茶お4種類を用意。そのほか、甘さや氷の量、トッピング(タピオカ・ミルクフォーム・アロエなど)を選ぶことができる。客単価は550円~600円ほど。
同社は日本上陸3年を記念し、初の日本オリジナルメニュー「ほうじ茶ミルクティー」(S420円~)を企画した。静岡県産「棒ほうじ茶」と「カブセ茎茶」をブレンドした茶葉を使い、焙煎機に砂を循環させ、熱された砂の遠赤外線で茶葉を焙煎する「砂炒りほうじ機」を使う。同メニューに合わせ、昨年限定販売したトッピング「あずき」(70円、価格は全て税抜き)を再販する。提供は11月20日まで(予定)。
営業時間は10時~22時。