サンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)満原優樹選手とアルバルク東京(同A東京)正中岳城選手が9月24日、「B.LEAGUE TIPOFF カンファレンス2018」に参加した。
今月28日のB2を皮切りに、3シーズン目が開幕するBリーグ。今季は、前2シーズンを超えるシーズンにする決意を込め「超」をシーズンテーマに掲げる。新たな試みとして、B1で試合の平日開催を約3倍に増やすほか、オン・ザ・コート(出場できる外国籍選手)の数を変えるなど、レギュレーションの改定を行った。
この日はシーズン開幕を控え、B1に所属する17クラブの代表選手が参加。SR渋谷とA東京は共にキャプテンが顔を突き合わせることになった。カンファレンスでは各チームが今季のチームを表す漢字一文字を発表。
「攻」の文字を書いた満原選手は、「昨シーズンは得点が取れずに負けるゲームがすごく多かった。今季はライアン・ケリー選手やファイ・サンバ選手が加わり、攻撃面では相手に優位に立つことができると考えている。ディフェンスはチームとしてできていたので、そこはもっと生きてくると思うし、そこから強いオフェンスにつなげられれば自信につながると思っている。攻撃的なチームを目指す」という思いを込めた。
正中選手は「今シーズンのチームスローガンが、『先に』『前に』という意味の『AHEAD』。昨シーズンの優勝からさらにチームに進化を求めて前進していきたい、チーム全体で精進というメンタリティーを持って突き進んでいきたい」と、「進」の文字を書いた。
開幕戦で激突する両チーム。正中選手は「ホーム開幕で、しかもダービー。とにかくいい試合をして、今シーズン戦う上で自信を得られるような第1節にしたい」と意欲を見せた。
ティップオフカンファレンスに初参加となった満原選手は「こうして全チームがそろい、開幕戦を戦う正中さんの姿も見られて、開幕に向けてどんどん気持ちは高まっている」と振り返り、「(A東京は)昨シーズンのチャンピオンで、誰もが認める結果を残した強いチームに、チャレンジャーとしてぶつかっていくだけ。やりがいがあって良い。僕らより格上のチームなので、気持ちの部分だけでは絶対に負けないようにしていきたい」とも。
SR渋谷とA東京の開幕戦は10月6日・7日、会場はアリーナ立川立飛(立川市)。