米カリフォルニア発の動物の顔をモチーフにしたジェラートを提供するジェラートショップ「EISWELT GELATO(アイスウェルト ジェラート)」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6804-3103)が9月13日、原宿・竹下通り沿いにオープンした。経営はシャッフル(同)。
1995年ドイツ生まれのVyvy Hoang(ヴィヴィ ファン)さんが2015年にハンティントンビーチ近くにあるベトナム人街「リトルサイゴン」のモールに開いた同店。店名はドイツ語で「アイスワールド」を意味する。カリフォルニアの店は、平日には10代後半~20代前半の来店が多く、休日にはファミリーでの来店が増えるという。
米国外初の出店となる今回。出店場所は明治通り近くの竹下通り沿いで、同社が展開するクレープ店「サンタモニカクレープ」の一角を改装。テークアウト専門店で店舗面積は約2.5坪。店舗は白や黒を基調に、ブタの顔を模したアイスのイラストを壁紙に使っている。ファサードには、カリフォルニアと日本にピンを付けた世界地図を描き、フォトスポットを設けた。
ファンさんの母親がアイスクリームをクマの形にして皿の上にのせて出していたことから誕生したという「アニマルジェラート」。ベースとなるジェラートは店舗で手作りするほか、キャラクターもファンさんが考案している。目などはチョコレートで描き、耳などのパーツはキャンディーメルツで作る。
ジェラートはチョコレートやマンゴーなどに加え、日本限定のミルク・イチゴミルク・紅芋を合わせて常時10種類を用意。モチーフとなる動物は、カリフォルニアの店舗で「一番人気」というテディベアやブタ(以上626円)、ウサギとひよこの2段重ね(842円)など常時10種類ほどをそろえ、カエル(626円)は日本限定となる。5段重ねの子ブタ(1,404円)は11月~4月の期間限定メニューとして用意。今後ハロウィーンやクリスマスなど季節に合わせたメニューも登場する予定。客単価は700円ほどを見込む。
オープンに合わせ来日したファンさんは「とてもエキサイティング」と笑顔を見せ、「何かついていないことがあった日などもジェラートを見て笑顔になってもらえたら。大人にも響くテイストになっているので、ファミリーで楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。