市民参加型音楽フェスティバル「第4回『渋谷ズンチャカ!』」が9月9日、渋谷・原宿・表参道エリアで開催される。主催は地元商店会で構成する実行委員会。
駅を中心に大規模な再開発が進むほか、2020年には東京五輪・パラリンピックが決まっている中、変わりゆく未来の渋谷に「誇りと愛着を持って関わるきっかけ」をつくることを目的にする同イベント。2014年にプレイベントを開き、翌2015年に1回目を開いた。
当日は、ハチ公前広場や渋谷区役所前、美竹公園、渋谷センター街内、キャットストリートなどの路上、渋谷モディ1階イベントスクエア、東急プラザ表参道原宿・屋上「おもはらの森」など12カ所にステージを設置。昨年結成し東京を中心に活動するジャズピアノトリオ「DRM trio」、ヒップホップユニット「BEA凸CREW(ビートツクルー)」、アイドルユニット「BANZAI JAPAN」、ジャグバンド「TheWorthless(ワースレス)」、9人組ポップバンド「乙三.」、スペイン・バルセロナで結成し昨年から東京を拠点に活動する「WHITE NOISE」など、公募で集まった114組のアーティストらがパフォーマンスを展開する。フィナーレには、渋谷区役所前で出演者やスタッフに加え来街者を巻き込んだセッションを予定する。
参加型企画では、DJがかける音楽に合わせて櫓(やぐら)の周りを回る盆踊り、童謡「森のくまさん」の替え歌づくり、ドラムの基礎「エイトビート」教室、歌声や音などを多重録音できる機材「ルーパー」を使ったセッションや音のゲーム、手のひらサイズの電子楽器作り、王冠を使ったミニタンバリン作りなどを用意。
サテライト会場となる恵比寿ガーデンプレイスでは、エレクトーンやサックス、フルートなど楽器の体験、リオパラリンピック閉会式に出演した車いすダンサー「かんばらけんた」さんのパフォーマンス、北海道出身の4人組ロックバンドTRIPLANEらのライブなどを展開する。
開催時間は11時~18時。参加無料(一部を除く)。小雨決行・荒天決行。8日19時~19時30分にはハチ公前広場で前夜祭ライブを予定する。