グミのイベント「Gummy Week(グミウィーク)2018」が8月28日、渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)1階のイベントスペース「間坂ステージ」で始まった。主催はロフト。
「グミ」は果汁などをゼラチンで固めた菓子のことで、1920年にドイツで「ハリボー」が世界で初めて発売されたという。9月3日の「グミの日」に合わせて開催する同イベントは、バレンタインのような菓子のギフトマーケットと、ハロウィーンのような「フォトジェニックなイベント」を組み合わせた新しい菓子イベントとして企画。初開催となった昨年は、約3000人が来場したという。
今年は昨年から4社増えた菓子メーカー13社協賛の下、展開する。場内では、各社の「グミの歴史年表」を掲出するほか、イベントロゴを手掛けたクリエーター岡井一貴さんが制作したグミアートを展示。BGMとして、各社の担当者が出演する「渋谷のラジオ」の番組を流す。
場内では約170種類のグミを集積。ロフトでは、ゼラチンを使わない「グミ食感」の菓子を「第3のグミ」と位置付け、1924(大正13)年に発売されたもち米を使う「ボンタンアメ」、1950(昭和25)年に発売された寒天を使う「ゼリービーンズ」、果物などに含まれるゲル化剤「ペクチン」を使うビーガン対応の英「ベジ・ベアー・フルーツゼリー」などを紹介。
今回は、酒類や医薬品などの製造・販売などを手掛ける養命酒製造(南平台町)が今年4月に発売した、鉄分やビタミンC配合する「グミ×サプリ」、クエン酸を配合するUHA味覚糖の「リセットレモン」など、機能系グミもラインアップ。イベント限定の「開運グミ」として赤・黄・緑など「風水カラー」のグミ(324円)も販売する。くぼんだ形のソフトグミにサワーシロップを垂らして食べる「ジューシードロップグミ」、「まけんグミ」など子ども向けの商品は、子ども自身が商品を手に取れるよう棚を低くした。
期間中、13社が推薦する17商品を対象にした「グミアワード」を行う。アワード対象商品の試食を用意し、「テイスティング部門」「パッケージデザイン部門」の投票を呼び掛ける。9月7日に開票しランキングを公表する。今年は、場内の全商品を対象とした「売り上げランキング」なども集計する。
9月3日(14時~)と6日(16時30分~)は「ぶどうグミ」の食べ比べも行う。種類は、5連グミ100(春日井製菓)、ぷるもっち(杉本屋製菓)、ぷちっとくだものグミ(クラシエフーズ)など9種類で、投票も行う。
開催時間は10時~21時。9月7日まで。