Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)のファイ・サンバ選手が7月22日、「第5回渋谷中央街フェスシブヤカレーバトル!」に参加した。
商店街の飲食店がイベント限定のカレーをワンコインで提供し、来街者の投票でナンバーワンを決める同フェス。今年は16店舗が参加した。
SR渋谷はミニサイズのゴールを使いフリースローゲームを行った。集まったファンや浴衣を着た地元の子どもたちが参加し、サンバ選手はリバウンド役を務めたほか、外れそうなシュートをキャッチしてゴールをアシストする場面も見られた。写真撮影やサインなどにも応じファンたちと交流した。
サンバ選手はセネガル共和国出身。天理大学卒業後、日本のチームでプレー。Bリーグ開幕のタイミングで帰化し日本国籍を取得、日本語も堪能。昨シーズンまで滋賀レイクスターズでプレーし、2018-19シーズンに向けSR渋谷に移籍した。
SR渋谷に入団して初のイベント参加となったサンバ選手は、「皆が温かく迎えてくれてうれしかった」と振り返る。かねて東京海上日動ビッグブルー(B3)や東芝ブレイブサンダース(現・川崎ブレイブサンダース)に所属していたこともあり、渋谷には「髪を切りに来ていた」と言い、「(渋谷は)いつ来ても人が多い(印象)」と話した。
練習場の近くである千葉・柏に引っ越したが、新生活は「すごく静かで、僕は静かな所が好きなので最高。家族も楽しんでいる」と充実しているようで、「入団したばかりだがチームのことを理解して、チームに貢献できるように頑張りたい」とシーズン開幕に向けて意気込んだ。
SR渋谷の2018-19シーズンホーム開幕戦は10月13日、対レバンガ北海道戦。