ソフトバンクのテレビCMで「白戸家」の「初代お父さん」役を務めたタレント犬「カイ」を追悼する展示会「カイくんありがとう展」が7月20日、原宿・明治通りの「Chromatic Gallery」(渋谷区神宮前2)で始まった。
カイは、2002年に千葉で生まれた北海道犬。2007年から同社のCMに出演し、犬にもかかわらず人間の言葉を話すキャラクターが人気を博し、同年の「CMタレント好感度キャラクター部門」で1位を獲得。以降約300本のCMに出演したが、今年6月28日、老衰のため16歳で死んだ。現在はカイの子どもであるカイトとカイキが「2代目お父さん」役としてCMに出演しているという。
カイや消費者に「感謝の気持ちを込めて」企画した同展では、7台のタブレットでカイが出演した過去のテレビCMをつなげた映像を上映するほか、テレビCMのカットで構成するフォトギャラリーを展開。祭壇も用意し献花できるようにしたほか、来場者がメッセージを書ける一角も用意している。
同社はカイの肖像画と共に「白戸家が多くの皆様に愛されたのは間違いなくカイくんのおかげでした(原文ママ)」というメッセージを掲出。「もう会えないのかと思うと、、、言葉じゃ表現できません」(上戸彩さん)など、「白戸家」としてCMに出演している俳優陣からのコメントも紹介。「お父さん」の声を務める北大路欣也さんは偶然ロケ先で対面した時の思い出を「忘れられない」とコメントを寄せている。
開催時間は、20日=14時~18時、21日=12時~18時、22日=12時~16時。時。入場無料。今月22日まで。