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「東急プラザ表参道原宿」屋上でニンジン作り 地元保育園児が種まき

「朱衣」などニンジンの種をまく園児たち

「朱衣」などニンジンの種をまく園児たち

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 東急プラザ表参道原宿(渋谷区神宮前4)6階屋上テラス・おもはらの森の畑「やさいの森」で7月10日、ニンジンの種まきが行われた。

まいた種に土をかぶせる作業も園児たちが行った

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 都会のビル屋上や有休物件などを畑や田んぼとして活用する「都市型農的ライフスタイル」を提案するNPO法人アーバン・ファーマーズ・クラブ(恵比寿4)が運営する同所は、4月に2メートル四方のプランター4基を設置し野菜作りを始めた。子どもの食育や企業間のコミュニケーション、地域の人たちとの交流など「育み」をコンセプトに、施設を運営する東急不動産(港区南青山2)、渋谷に本社を構えるキユーピー(渋谷1)、伊藤園(本町)がそれぞれ協賛している。

 渋谷保育園(神宮前3)、神宮前あおぞらこども園(神宮前5)、神宮前保育園にじ(神宮前6)の園児たちと野菜を育てる同所。4月~6月には第1弾としてカブやルッコラなどの野菜の種まき、収穫、実食をした。

 第2弾となる今回は、伊藤園が新たに立ち上げる「渋谷産ニンジンジュース」プロジェクトとしてニンジンの栽培を始める。育てるのは、同社専用の品種として15年ほど前から野菜飲料「充実野菜」に使うなどしている「朱衣(しゅい)」と白や紫などのカラーニンジン。

 この日も3園の園児約60人を招いた。園児たちは「カラーニンジンなのに種は黒い」など驚きの声を上げながら、ニンジンの種をまいていった。同社の社員は、ニンジンに関する食育講座も行った。

 ニンジンは発芽させるのが難しいといい、最初は水をまくが以降は雨水のみで育てる予定。同NPOメンバーが週に2~3日足を運びながら育て、8月には再び園児を招いて間引きを行う。11月に4社合同で開く収穫祭で、ニンジンの収穫、ニンジンジュース作りなどを予定する。

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