SHIBUYA109(渋谷区道玄坂2)の新しいロゴとなるデザイン案4点が7月6日、発表された。
来年で開業40周年を迎える同館。「ヤングファッションの聖地」として知られる同館だが、時代や環境の変化に合わせ「地位やあり方を柔軟に変化させるべき」と、1989年から使っているロゴの刷新を決定。4月18日~5月20日にプロ・アマ問わずデザイン案を一般公募していた。
特設サイトでの「109ロゴメーカー」による応募も含め9537件集まった。その中から、「109」を重ね合わせたデザインや同館外観のシリンダーを取り入れたデザインなど4案が最終候補に選ばれた。ウェブ上での一般投票を行い新しいロゴを決定する。
最終候補選定の審査員を務めたのは、運営する109エンタテインメント(道玄坂1)の木村知郎社長、昨年行われたショップスタッフの接客ロールプレーイング大会で優勝した「MURUA(ムルーア)」の関本香里(かおり)さん、東急電鉄社長室広報部富田秀樹統括部長。加えて、109MEN’Sから業態転換した「MAGNET by SHIBUYA109」(神南1)に携わっているアートディレクター千原徹也さん、長谷部健渋谷区長、同館内に店舗を構えるファッションブランド「ニコロン(NiCORON)」をプロデュースしているモデル・タレントの藤田ニコルさんを特別審査員に招いた。
ウェブ投票の受け付けは今月15日まで。決定した新ロゴは今月22日に発表する。最優秀賞(作品採用1人)には賞金109万円を贈呈。