アパレルブランド「SPINNS(スピンズ)」の新業態となるコンセプトショップ「Chucla by SPINNS(チュコラバイスピンズ)」が6月30日、原宿・竹下通り近くにオープンした。運営はヒューマンフォーラム(京都市中京区)。
場所は、6月22日に「中野ブロードウェイ」に移転した自社ブランド「2.5スピンズ」店舗跡となる「神宮前115ビル」2階で、3階にも同社のカフェが出店している。新店舗では、「女の子の秘密基地」をコンセプトに、トレンド商品や韓国ブランド、古着などを取りそろえるほか、フリーWi-Fiや休憩スペースなども導入。ラベンダー、ピンク色の壁やネオンサインでSNS映えも狙い、若者が外国人旅行客などの集客を狙う。
主力は、日本でも注目が高まる韓国の「オルチャンファッション」を意識し投入するレディース商品。韓国で美少女や美男子を指す俗語「オルチャン」は、インスタグラムの流行などとともに、「かわいさ」にこだわる日本の若者らがメークやファッションで取り入れている。
店では、スピンズのオリジナル商品や韓国で仕入れたファッション・雑貨をはじめ、国内ではこれまで通販のみで扱っていたブランド「girlsRule(ガールズルール)」をコーナー展開。「MAKE UP ROOM」として展開する一角には、「peripera(ペリペラ)」「16 Brand(シックスティーンブランド)」「Witch's Pouch(ウィッチズポーチ)」などの韓国コスメを並べる。
ファッション店舗には少ない来店客向けのトイレは2室を用意し、今月10日にはオリジナルデザインのコインロッカーのサービス提供も始める。
営業時間は12時~20時。