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渋谷区ふれあい植物センターでホタル観賞会 ゲンジとヘイケ1000匹超

過去開催時の様子。ゲンジボタルは放し飼いにしているため「自然に近い状態」で観察できるという(写真撮影:東松友一)

過去開催時の様子。ゲンジボタルは放し飼いにしているため「自然に近い状態」で観察できるという(写真撮影:東松友一)

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 渋谷区ふれあい植物センター(渋谷区東2、TEL 03-5468-1384)で6月20日、ホタル観賞会「ホタルの夕べ2018」が始まる。

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 2005年の同センター開園以来毎年開催している同企画は今年で14回目。初年度の来場者数は約2500人だったが、以降来場者が増えて2010年には7000人以上を記録。昨年は4日間で延べ8155人が来場した。

 同センターではかねてゲンジボタルとヘイケボタルを飼育していることから、鑑賞会でも一度に2種のホタルを見られるのが特徴。1階の温室「グリーンガーデン」で放し飼いにしているゲンジボタルを、同室内「ホタルの郷(さと)」でカーテン越しにヘイケボタルを、それぞれ見ることができる。

 飼育しているホタルとは別に、園内には1000~1200匹ほどのホタルを放つ予定。園内は暗幕を張り暗くするが、観賞会開始直後~19時ごろなど外が明るい時間帯にヘイケボタルの飛行がピークを迎え、日没後にゲンジボタルが見頃を迎える。

 昨年は家族連れやカップルなどグループでの来場を中心に、旅行客ら外国人の姿も見られたという。おととしまでホタルの生態を紹介するDVDを上映していたが、来場者が滞留し最長1時間30分~2時間ほどの入場待ちになっていたことから、昨年からは観賞会に特化したことで30分前後(最長は1時間)の待ち時間で入場できるようになったという。

 開催時間は17時30分~21時(最終入場は20時15分)。入園無料。今月24日まで。同センターでは、カメラや光を発する物、虫よけスプレーは使えないなどの注意を呼び掛けている。

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