原宿・明治通り近くのイベントスペース「CASE W」（渋谷区神宮前6）に6月16日・17日、アディダスの女性向け体験型ポップアップスペース「adidas MeCAMP STUDIO」がオープンする。

提供するフードやドリンク

　「adidas MeCAMP」は、2016年2月に発足した女性のスポーツコミュニティー。毎週末原宿や渋谷などのブランドコアストアでスポーツプログラムを行うなどしている。今回、今月14日に開幕したサッカー・ワールドカップ（W杯）ロシア大会に合わせ、スポーツを「身近に感じてほしい」と開く同所。ウィメンズのターゲットが20代前半～30代前半であることや、「感度の高い女性がいる」エリアとして原宿で展開。ファッションやメークなどの切り口からスポーツへの興味喚起を図る。

　1階には、タンクトップやスウェット、パンツなどウィメンズのトレーニングウエアを展示し試着できるようにする。2階はビューティーエリアとして、日本＝青・白、ロシア＝赤・白など、W杯に出場する8カ国のユニホームカラーをイメージした色のアイラインを施すサービス（無料）や、ポニーテールや編み込みなどスポーツシーンに合わせたヘアアレンジサービス（1回500円）を用意。プリントサービス「YR Live」を使いオリジナルカラーのサッカーコートをプリントできるトートバッグ（1,000円）も作れる。

　3階はフードエリアで、運動後に食べることなどを考えたメニューを用意。寝かせ玄米を使ったいなりは、ビーツを混ぜたシーチキンと大葉、姫ネギを添えるエビアボカドなど5種類から3種類を選べる（500円）。ドリンクは、マンゴーとパインをベースにしたバジル入りなどコールドプレスジュース2種類（各500円）を用意する。

　前日の15日には、同ブランド・ウイメンズアンバサダーである女優の榮倉奈々さんをゲストに迎えたオープニングセレモニーを行った。約6年かけて足腰や体幹のトレーニングをしてきたという榮倉さんは、「今は背中を鍛えている」という。トレーニングを続けるコツとして「日常の生活同線の中にヨガマットや小さなダンベルなどを置いて、生活と分けないようにしている」と紹介。今後、トレーニングの成果を「ランやトライアスロンなどスポーツにつなげたい」とも。

　事前に回った同施設を「スポーツのガチガチしたイメージじゃなくて、パステルカラーが散りばめられていておしゃれな空間」とアピールした。

　営業時間は10時～21時。入場無料。男性は女性と同伴で入場可。