ユナイテッドアローズは5月中旬より、浴衣の既成商品「九寸八分（きゅうすんはちぶ）」の取り扱いを、原宿本店メンズ館（TEL 03-3479-8180）をはじめ心斎橋御堂筋店、福岡店の3店舗で始める。同ブランドは衰退しつつある呉服業界の活性を目指し、スーツの軸で捉える新しい発想の和服事業として、Always、インコントロ、浴衣の老舗＝三勝、着物メーカー＝市田の4社が共同で取り組むもの。柄は縞柄、格子柄、歌舞伎柄、遊び柄、復刻など20柄･31種類で、色は紺･茶の2色、価格は21,000円～36.750円（仕立て代別）となる。これに併せ店頭では、一枚桐の下駄や雪駄、角帯、袋物（印伝）などの浴衣に合わせる和装小物なども取り扱い、トータルコーディネートを提案する。また、原宿本店メンズ館では4月17･18日の2日間、5月中旬の取り扱い開始に先駆けて先行受注会を行う。当面は男性物のみを取り扱うが、将来的には女性物や着物への展開も予定している。ユナイテッドアローズ