代々木公園・ケヤキ並木で6月16日・17日、「鹿児島焼酎&ミュージックフェス」が初開催される。主催は渋谷道玄坂商店街振興組合、鹿児島県酒造組合などで構成する実行委員会。
鹿児島の「おはら祭」を1998年から渋谷で開くなどし、昨年8月には「観光・文化交流協定」を結んだ渋谷区と鹿児島市。新たなイベントとして立ち上げたのが同フェスで、鹿児島の「焼酎文化」と渋谷の「音楽やカルチャーの文化」を融合させ、互いの魅力発信を図る。
酒造ブースには、徳之島の黒糖焼酎の蔵元5カ所が設立した「奄美酒類」、鹿児島の特産物であるサツマイモを使った酒造りをしている「本坊酒造」、黒糖焼酎を造る「喜界島酒造」など鹿児島の37酒蔵が出展。15種類の焼酎を試飲提供する「鹿児島県酒造組合ブース」、県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」(千代田区)なども軒を連ねる。
ステージでは、向井秀徳さん(ZAZEN BOYS)のソロプロジェクト「向井秀徳アコースティック&エレクトリック」、弦楽器奏者・高田漣(れん)さん、オルタナティブロックバンド「ホテルニュートーキョー」らがライブを展開。ドラマー柏倉隆史さんとキーボーディスト中村圭作さんは特別セッションを行う予定。大河ドラマ「西郷(せご)どん」の劇中歌や大河紀行「西郷どん紀行~奄美大島・沖永良部島編~」の音楽に起用されているシンガー城南海(きずき みなみ)さんは、鹿児島のPRステージに出演する。
開催時間は、16日=12時~19時、17日=12時~18時。焼酎が試飲し放題となるチケットは3,000円(500円分の食事チケット込み)。