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渋谷ストリームに「エクセルホテル東急」 エリア2店舗目、客室177室

アパレルショップをイメージしたワードローブ「ファッションクローク」を備える客室内イメージ

アパレルショップをイメージしたワードローブ「ファッションクローク」を備える客室内イメージ

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 東急東横線旧渋谷駅ホーム・線路跡地を活用した大規模複合施設「渋谷ストリーム」(渋谷区渋谷3)内に9月13日、「渋谷ストリームエクセルホテル東急」がオープンする。運営は東急ホテルズ(道玄坂2)。

4階に設置するフロントのイメージ

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 同社が展開するシティホテルブランドとなる「エクセルホテル東急」。渋谷エリアでは渋谷マークシティ(道玄坂1)直上の「渋谷エクセルホテル東急」に次ぐエリア2店舗目となる。もとより観光やビジネスなどで来街者が多い渋谷エリアは、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け来街者が増加することが見込まれるが宿泊施設不足が課題となっていることを受け、新たにホテルを整備する。

 ホテルの延べ床面積は約8701平方メートル。施設4階がフロントやロビーラウンジ、バー&ダイニングで、同9階~13階の5フロアが客室フロアとなる。客室数はシングル・ダブル124室(約20平方メートルまたは約24平方メートル)、ツイン50室(約30平方メートル~46平方メートル)、デラックス3室(50平方メートル)の計177室を備える。

 ロビーラウンジには、宿泊客や施設内に併設されるオフィスやホール利用者の交流の場としてパブリックゾーンを設ける。「ストリーム(小川・せせらぎ)と刺激(料理・音楽・人など)を感じられる」という思いを込めるバー&ダイニングは「TORRENT(=急流など)」と命名。バーはオープンスペースで約25席を用意。ダイニングは約66席で、セルリアンタワー東急ホテル(桜丘町)のレストラン「クーカーニョ」の永妻信人シェフが「日本を感じさせる」料理を提案するという。施設1階~3階の飲食ゾーンと併せて回遊できるようにすることで、にぎわいの創出を図る。

 9階~13階の各階エレベーターホール前には宿泊客が無料で使える「マイスタールーム」を設置。9階=サイクルマシンやストレッチマット、10階=靴磨きグッズやフットケアグッズ、11階=ホームクリーニング機「LGスタイラー」やアイロンなどのように、各階異なるコンセプトの貸し出しアイテムを用意する。

 客室は「ビンテージモダン」を表現したデザインと機能性を組み合わせた空間に仕上げる。全室に「ファッションの街」としても知られる渋谷のアパレルショップをイメージしたワードローブ「ファッションクローク」を備えるという。宿泊料は、シングル=2万円~、ダブル=2万9,000円~、ツイン=3万4,500円~、デラックス=5万200円~。6月1日から予約を受け付けている。

 渋谷駅を中心に東口・南口に「エクセルホテル東急」を展開することになるため、両ホテルの予約管理を一緒にしたり、駅近くでチェックインができ荷物を預かったりするなど新たなサービスも模索しているという。

 渋谷ストリームは、東急電鉄と東横線隣接街区の権利者が主体となり進める再開発プロジェクト。地上35階・地下4階、高さ約180メートルの高層ビルで、延べ床面積は約11万6700平方メートル。下層部には商業施設を展開するほか音楽ライブやファッションショーなどに対応するホールも開設。上層部のオフィスには2019年度にグーグルの日本法人が移転することが決まっている。

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