渋谷区総合庁舎の建て替え計画地で三井不動産レジデンシャルが建設を進める高層マンションの名称が「パークコート渋谷 ザ タワー」となったことが5月下旬、明らかになった。
区は2011年に老朽化のため総合庁舎と渋谷公会堂両施設の建て替え計画を発表。計画区域の1万2418平方メートルの敷地に新庁舎と新公会堂を建設するとともに、敷地の一部4565平方メートルに70年の定期借地権を設定し、公募者の中から三井不動産・三井不動産レジデンシャル・日本設計を事業者に選定した。定期借地権利金(引き渡し時一括払い)は、新総合庁舎と新公会堂建設費に充てる。
三井不動産レジデンシャルの都市型ハイグレードシリーズ「パークコート」として建設するマンションは、建築面積1690平方メートル、延べ床面積は6万1491平方メートルで、地上39階・地下4階。2021年9月下旬の完工を予定する。総戸数は505戸で、総販売住戸は355戸。
今年11月下旬より販売を始める予定。物件の土地の一部には歩道や広場、貫通道路を整備する。定期賃借期間は2093年9月30日まで。
新庁舎は今年10月に完工、来年1月に開庁予定で、新公会堂は来年5月下旬に完工を予定する。