1983(昭和58)年に恵比寿で創業し、鶏の唐揚げやさばのみそ煮などの定番メニューで親しまれている定食店「旬彩料理なかよし」(渋谷区恵比寿西1)が9月13日、同日開業する渋谷の複合施設「渋谷ストリーム」に出店し、商業施設への進出を果たす。
飲食店の激戦区としても知られる恵比寿に1983(昭和58)年に創業し35年となる同店は、1985(昭和60)年に現運営会社「四季の台所」(恵比寿西1)が経営を引き継ぎ、恵比寿エリアを中心にドミナント出店。「なかよし」業態は2011年5月「明治通り店」(東3)、2014年11月「おばんざい料理 なかよし はなれ」(恵比寿1)の出店に続き、2015年12月には「並木橋店」(東3)を開き渋谷に進出。昨年3月には目黒に「土鍋炊ごはん なかよし」をオープンした。
「なかよし」業態6店舗目となる「土鍋炊ごはん なかよし 渋谷ストリーム店」は、これまで路面店のみで展開してきた同社初となる施設内店舗。店舗面積は83.56平方メートルで、席数は47席。土鍋で炊いたご飯を売りに、「さばのみそ煮定食」「肉じゃが定食」など、小鉢やダシから引いたみそ汁が付いた一汁三菜の定食メニューを、900円台で提供する。
2006年にサラリーマンから転職し、先代から店を受け継いだ洲之内克(すのうち・かつ)社長は、店を構える恵比寿・渋谷周辺エリアをはじめとする「地域の皆さまに、毎日食べてもらいたい家庭料理」をコンセプトに掲げ、「より多くの方に家庭料理の魅力を伝える機会になれば」と、今回初となる複合施設への出店を決めたという。
炊飯器の使用を廃止し土鍋で炊く白米や、従来の濃い味付けから優しい味付け中心とするなどのメニュー改変や内装リニューアルなどの方針転換で、2014年~2017年に3店舗出店。昨年度の売り上げを5億円台に乗せるなど業績を上げ、手腕を発揮してきた。新店では既存店同様、女性や家族連れ、シニア層もターゲットに据える。
渋谷ストリーム店のほか、今秋丸の内への出店も決まっている。
営業時間は11時~23時(ラストオーダー)。