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アルバルク東京、CS決勝進出 富樫勇樹選手擁する千葉と激突へ

チャンピオンシップ決勝進出を決めたアルバルク東京

チャンピオンシップ決勝進出を決めたアルバルク東京

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 アルバルク東京(以下、A東京)が5月20日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-2018」の決勝進出を決めた。

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 レギュラーシーズン60試合を勝ち上がった8チームが出場し、2戦先勝のトーナメント戦でシーズン王者を決めるチャンピオンシップ(CS)。東地区2位で出場を決めたA東京は初戦(今月12日・13日)で京都ハンナリーズを下し準決勝に駒を進めた。

 今月19日・20日に行われた準決勝の相手は、今季レギュラーシーズンを48勝12敗のリーグ最高勝率の成績を収めたシーホース三河(以下、三河)。レギュラーシーズンでの対戦成績は2戦1勝1敗だった。

 両日共に延長にもつれ込んだ準決勝。初戦は、第1クオーター(Q)から三河にリードを許す展開で、第2Qには2点差まで追いつくも最終Q序盤には最大13点差のビハインドを負ったA東京だが、アレックス・カーク選手のダンクから連続得点を挙げ、残り49秒に安藤誓哉選手の3ポイント(P)シュートで同点に追い付いた。延長は田中大貴選手が起点となり得点を重ね69対65で勝利を収めた。

 両チーム重い入りとなった2戦目は、チーム最初の得点を挙げた田中選手がチームをけん引。第1Q途中出場した馬場雄大選手はブロックショット(シュートブロック)やダンクも見せた。5点リードで迎えた後半は、序盤にリバウンドやターンオーバーなどディフェンスからの連続得点を挙げたほか、終盤にもスチール(攻撃中の相手からボールを奪うプレー)からチャンスを作るなど55対41リードを広げたが、最終Qは得点を9点に抑えられると共に三河が23点を挙げる猛攻を見せ同点に追い付かれた。延長は序盤三河にリードを許すも、残り2分弱で逆転に成功するとそのまま逃げ切り73対71で勝利。A東京は初の決勝進出を決めた。

 A東京ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは「アウェーの非常に難しく厳しい試合、そして強い三河に連勝してセミファイナルを突破することができた。本当にチームがよく戦ってくれた」と選手たちをたたえた。

 田中選手は「非常にいい2連勝だった」と振り返り、決勝に向け「あと1試合だけなので、本当にいい準備をして出し切りたい。最後は勝って笑えるのが1番」と意欲を見せる。秋田ノーザンハピネッツからレンタル移籍している安藤選手は「優勝するために1シーズンやってきた。アルバルクを優勝に導くのが最後の仕事」と話し、「自分たちを信じてファイナルという舞台を楽しんで勝ちに行きたい」とも。

 決勝の相手は同じ東地区を1位で通過した千葉ジェッツふなばしで、レギュラーシーズンの対戦成績は6戦4勝2敗と勝ち越している。試合は今月26日(14時5分ティップオフ)で会場は横浜アリーナ(横浜市港北区)。チケットは今月23日一般発売。

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