京王電鉄は5月13日、井の頭線渋谷駅～明大前駅間を一時運休する。

　東京都と小田急電鉄が行っている小田原線代々木上原駅～梅ヶ丘駅間の連続立体交差事業と、複々線化事業に伴う井の頭線下北沢駅付近の改良工事に伴うもの。当日は、下北沢駅付近の井の頭線と小田急小田原線が交差する部分で、下り線の橋の架け替え工事を行う。

　当日渋谷駅～明大前駅区間ではバスによる代行輸送を行う。両駅間の所要時間は約50分を予定しているが、混雑や所要時間の増加が予想されるため、他社線への振替輸送も案内している。折り返し運転をする明大前駅～吉祥寺駅間は全列車各駅列車となり、通常ダイヤとは異なり約10分間隔で運転する予定。

　区間運休時間は始発から9時30分ごろまで。工事終了後順次運転を再開予定で、当日の運行情報は同社のツイッターなどで知らせるほか、専用のコールセンターを開設し対応している。予備日は今月20日。