原宿に現在、「チアシードカフェ」が期間限定オープンしている。主催は大塚食品(大阪市中央区)。
近年、「スーパーフード」の一つとして名前が聞かれるようになった「チアシード」。同社では2015年からチアシード入りビスケット「しぜん食感 CHiA」を販売している。同社によると、昨年末の調査で女性の認知度が8割という高い結果が出たものの、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)など含まれている栄養素を知っている人は2~3割程度。加えて、食べたことがある人は4割強だったという。
この結果を踏まえ、「より多くの人に体感してほしい」と、同商品に使っているチアシードを栽培しているオーストラリアのThe Chia Co.社とコラボレーションし、来街者が増えるゴールデンウイークに合わせ同カフェを出店した。
場所は、明治通りから一本入った路地に出店するカフェ「原宿Zip Zap」(神宮前6)。店内にはチアシードを栽培している農園の写真を掲出するほか、水分を吸収して膨らむ様子を見られる展示を用意。席にはチアシードの特徴を書いた紙のランチョンマットを置いている。
チアシード自体には「味がない」ことからさまざまな料理に使えるという。同店では期間中、プレートを用意。メインは、チアシードのハニーマスタードをかけるサーモンまたはチキンを選べ、チアシードを加えたドレッシングをかけるサラダ、チアシードを加える紫芋のマッシュを添える。価格は1,296円(各日先着30食は648円)。ウエルカムドリンクとして来店者全員にチアシード入りの紅茶1杯を無料提供するほか、「しぜん食感CHiA」などを進呈する。
営業時間は11時30分~23時。5月4日まで。