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渋谷・明治通り沿いに商業施設「ジェムズ」7施設目 ブランド初アパレルも

明治通りとファイヤー通りが交わる場所に位置する施設外観

明治通りとファイヤー通りが交わる場所に位置する施設外観

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 渋谷・明治通り沿いに4月27日、都市型商業施設「GEMS(ジェムズ)神宮前」(渋谷区神宮前6)がオープンした。

路面店には「チャンピオン」が出店

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 2012年に野村不動産(新宿区)が立ち上げた「ジェムズ」の7施設目で、渋谷区内では渋谷駅新南口、恵比寿に次ぐ3カ所目となる。ファイヤー通りと明治通りが交わる場所に位置する視認性の高さや、明治通り沿いで平日・休日問わず人が往来するにもかかわらず飲食店が少ないことなどから出店を決めた。

 出店エリアに合わせたテナントを誘致している同ブランドだが、「ターゲットを絞るのが大変だった」という同所。買い物での来街者を中心に、神南エリアや神宮前エリアなどで働く人たちの利用も狙う。「気軽さ」「気取らなさ」を重視し、30代前半までをコアターゲットに、客単価も夜で3,500円~4,000円を中心に抑えたという。

 敷地面積は211.74平方メートル。地下1階~地上10階の11階建てで延べ床面積は約1597平方メートル。ファサードデザインは、THINK GREEN PRODUCE(神宮前6)が監修。「シンプルだけど個性がある」ように仕上げたという。

 これまでは飲食テナントのみで構成していたが、同所は「ファッションの街」原宿と渋谷を結ぶエリアにあり相乗効果が期待できることから、「ジェムズ」ブランド初となるアパレルテナントを路面に誘致した。地下1階~地上2階の3フロア(計約3816平方メートル)にわたる、米アスレチックウエアブランド「Champion」(ヘインズブランズ ジャパン)のアジア最大規模となるブランドストア「Champion Brand House Shibuya Tokyo」では、カジュアルウエアのほか「ゴルフ」「バスケットボール」など全カテゴリーの商品をそろえる。地階ではカスタムスペースやイベントスペースも併設し情報発信の強化を図る。営業時間は11時~21時。

 3階~10階(約114平方メートル~約130平方メートル)が飲食テナントで、1フロアに1店舗出店する。「ジェムズ」ブランド初導入となるすし店「鮨処(すしどころ) 虎秀」(3階、46席)、スパイスを使った石窯グリルや南インドをベースとした料理の「エリックサウスマサラダイナー」(5階、60席)、ギョーザ店「餃子(ギョーザ)少年 GYOYA BOY」(7階、52席)などのほか、「串カツ&お好み焼 大阪バル Naniwa」(4階、54席)、うどんを主力とした居酒屋「饂飩(うどん)ト酒 丸ジン」(9階、58席)などが出店する。営業時間は11時~24時の間で店舗により異なる。

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