渋谷・キャットストリート沿いの複合施設「渋谷キャスト」(渋谷区渋谷1)で4月24日、オープン1周年記念イベントが始まった。
第1弾「おはよう、宇宙市民」は、施設内各所で宇宙をテーマにした企画を展開する。施設ファサードには、黄色を中心にした布で「地球人からのメッセージ」を掲出。広場には、金星人と交流するための装置「UFOポート」を設置する。
多目的スペースでは「宇宙劇場」と題して、宇宙航空研究開発機構(JAXA)協力の下、宇宙服の展示や「宇宙食」の試食などを展開する。小型スーパーマーケット「東急ストア フードステーション」では、JAXAが認定する宇宙日本食に認定されている菓子を販売するほか、カフェ「オーレ」店内には金星の雲をイメージした風船を装飾するほか、限定ドリンクを用意している。今月27日まで。
今月28日~30日の第2弾「SHIBUYA CASTING!」では、イラストレーターやクラフト作家、デザイナー、編集者など20組以上がブースを出展する「SHIBUYA DESIGNERS MARKET」(開催時間は、28日・29日=12時~19時、30日=12時~18時)と、自身が「楽しむモノや体験」を紹介する人たちが参加する「シブヤ パブリック サーカス」も展開する。開催時間は11時~17時。
最終日には、「渋谷の未来像をコンピューテーショナルデザインで考える」をテーマにしたトークディスカッションを予定。ファサードとランドスケープのデザイン・監修を担当したnoiz(目黒区)の豊田啓介さん、貫通通路の柱のインスタレーションを手掛けたライゾマティクス(渋谷2)の齋藤精一社長らが登壇する。開催時間は18時~20時。参加料は1,000円。