渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)に4月17日、肉食恐竜「ユタラプトル」が出現した。
今月26日から同施設9階のホールで開かれる体験型恐竜ライブショー「DINO SAFARI」を前に、同日の「恐竜の日」に合わせ行われたゲリライベント。
出現したのは、ショーにも登場する自立歩行恐竜型メカニカルスーツ「DINO-TRONICS」で、造形美術品の制作などを手掛けるON-ART(東久留米市)が開発。図鑑などに載っている恐竜が、歩き回ったり尻尾を振ったり、生きているかのように動くのが特徴。ユタラプトルは最新型で、今回初披露となった。
昼の時間帯に突如現れた全長5メートルのユタラプトル2体。親子連れに甘えたり、レンジャー隊の肩に頭をのせて居眠りをしたり穏やかな表情を見せたほか、うめき声を上げて尻尾を振り回して暴れたり、人の頭にかみついたりと肉食恐竜ならではの姿も見せた。集まったランチ帰りのビジネスマンやOLらは驚きの声を上げ、スマートフォンのカメラなどでその姿を撮影して楽しんだ様子だった。
「DINO SAFARI」の開催期間は4月26日~5月5日(40回公演)。入場料は全席自由(整理番号付き)=3,200円(土曜・日曜・祝日、ナイトメアバージョンは3,500円)。ショーではほかにも、ティラノサウルスやトリケラトプスなども登場する。