渋谷・公園通りにある「楽天カフェ」(渋谷区神南1、TEL 03-5784-2848)3階の「FCバルセロナフロア」で現在、複合現実(MR=Mixed Reality)技術を活用した映像コンテンツが限定提供されている。
同店を展開する楽天(世田谷区)が、同クラブの「メイン グローバルパートナー」「オフィシャル イノベーション&エンターテインメント パートナー」となったことを記念し昨夏開設した同フロア。同コンテンツは、今年1月から期間限定で行っている同クラブ歴代ユニホームの展示(4月12日まで)と連動したもの。
MRは現実の空間にCGの画像などを融合させる技術で、マイクロソフトのデバイス「ホロレンズ」を着け、対応するユニホームなどに向かって指でジェスチャーすることで画像や動画が空間に現れるようになっている。今回のコンテンツ内容は同社の研究開発部門「楽天技術研究所」が開発した。
対応するのは、現マンチェスター・シティの監督ジョゼップ・グアルディオラさん(着用シーズン1992-1993年)、リオネル・メッシ選手(同2007-2008年)、アンドレス・イニエスタ選手(同2011-2012年)などの8着で、それぞれの選手がそのユニホームを着用している姿を見ることができる。同店に寄贈された1着からは、1970年代に同クラブで活躍したヨハン・クライフの写真コレクションが現れる。そのほか、メッシ選手やルイス・スアレス選手らの等身大画像、パートナーシップに関する楽天・三木谷浩史会長兼社長のインタビュー動画なども見ることができる。
同店は普段、大学生など若年層の利用が中心だというが、ユニホーム展示以降は春休みということもあり親子連れが多いという。
実施時間は13時~19時。体験無料(カフェでの注文が必要)。3月31日まで。