渋谷の街中で3月29日、リアル謎解きゲーム「究極のQTTA(クッタ)と大切なエール」が始まった。
カップ入り即席麺「MARUCHAN QTTA」を展開する東洋水産(港区)が主催する同イベント。同社は現在、井の頭通り沿いに同商品の期間限定ショップ「#QTTAshibuya」(渋谷区宇田川町)を出店しており、その関連企画となる。
同商品が若者をターゲットにしていることから、20~30代などに人気というリアル謎解きゲームを採用することで商品への興味の喚起を図るとともに、体験価値を提供することで記憶に残るようにと考えたという。
今回謎を制作したのは、リアル謎解きゲームを企画・運営するNAZO×NAZO劇団(ハレガケ)。実際に渋谷を歩くなどしながら2カ月かけて謎を考えたという。参加者は勇者となり、不治の病にかかった姫を救うため、どんな病も直すことができるという「究極のQTTA」を手に入れるストーリー。街中を歩きながら謎を解き、街中にいるキャストたちから情報をもらいながらクリアを目指す。
参加には、イベントページや同店で配布するチラシに記載されている謎を解く必要があり、その答えを同店のスタッフに伝えると謎解きキットを受け取ることができる。時間制限はないが、所要時間は平均で1時間30分~2時間程度を見込む。行き詰まった場合は、同店スタッフや同商品の公式ツイッターアカウント(ダイレクトメール)でヒントを案内する。
今月15日からオープンしている同店は、10~20代の若年層を中心に来店があり、来店客数は3000人を超えているという。同店では具材を選べるのが特徴で、ポークミートやエビ、キムチ、ネギなどのトッピングが好評だという。
開催時間は10時~20時(受け付けは18時まで)。参加無料。4月1日まで。