国土交通省が3月27日、2018年1月1日現在の公示地価を発表した。全国平均では住宅地の平均変動率が10年ぶりに上昇に転じたほか、商業地と全用途平均は3年連続で上昇した。東京都内では、住宅地=2.4%、商業地=5.4%(都区部は、同=3.9%、同=6,4%)、それぞれ上昇した。
渋谷区内でも住宅地・商業地共に上昇。住宅地では4.2%の上昇、商業地では9.2%の上昇となり、住宅地は都内13位、商業地は渋谷駅周辺の再開発なども背景に都内1位となった(2位=中央区8.4%、3位=台東区7.3%)。区内の住宅地と商業地の上位5地点は以下の通り。(カッコ内、左から2017年の地価→2018年の地価/変動率)
【住宅地】(1)恵比寿西2-20-7(186→207/11.3%)、(2)神宮前4-18-7(173→185/7.0%)、(3)南平台町19-18(144→153/6.3%)、(4)恵比寿3-21-2(107→113/5.6%)、(5)恵比寿西2-12-6(125→132/5.6%)
【商業地】(1)道玄坂2-29-19(1,070→1,250/16.8%)、(2)神宮前4-26-18(1,850→2,140/15.7%)、(3)神宮前1-13-11(1,440→1,660/15.3%)、(4)宇田川町25-5(1,130→1,300/15.0%)、(5)神宮前6-23-3(558→636/14.0%)
*価格は1平方メートル当たりの公示地価で、単位は万円。