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渋谷ロフトで「文房具の女子会」初開催 メーカー50社集結、ノートカスタムも

約50社の商品を集積するほか2カ所で連日ワークショップを展開する

約50社の商品を集積するほか2カ所で連日ワークショップを展開する

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 渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)1階の間坂ショップで3月23日、文房具の大型イベント「文房具の女子会」が始まった。

スクランブル交差点をモチーフにデザインした限定商品なども用意

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 初開催となる同イベント。昨秋、開業30周年企画としてさまざまなメーカーとコラボレーションした記念商品を販売したところ好評だったことから、全店企画として文房具フェスティバル「文フェス」(~4月下旬)を企画。同時に、渋谷店では昨年開催された「文具女子博」の盛り上がりを受け、文房具好きの女性に向けた「文房具の女子会」を企画した。

 今回は、普段から付き合いのある文具メーカーを中心に約50社が参加し、メーカーごとに商品を集積。「好きな女性が多い」という紙製品を多く(約7割)ラインアップした。期間中は、ノートをカスタムオーダーできる「HININE NOTE(ハイナインノート)」(上原1)のポップアップショップが出店。表裏のカバー素材や、本文の材質やデザイン、ゴムバンドまたは丸タックの色などをそれぞれ選ぶことができる。価格は800円~だが、選ぶ素材により異なる。平均は1,000円~2,000円台だという。製本にかかる時間は10分程度で、作業工程を見ることができる。

 並ぶのは、上履き入れや道具箱などレトロな色合いやモチーフを小物に落とし込んだ文具シリーズ「ニューエトロ」(メーカー名、ハイタイド)、文具柄のノートやポーチなども展開する「プラスラボ」(同、山櫻)、ブロックメモで知られる仏ステーショナリーブランド「ロディア」(同、クオバディス・ジャパン)、10周年を迎えた「MD PAPER PRODUCTS」(同、デザインフィル)、テレビ番組「TVチャンピオン」内の企画「全国文房具通選手権」で3連続優勝を果たした「文具王」として知られる高橋正幸さんがコレクションしたビンテージ文房具など。

 渋谷駅前(スクランブル)交差点をモチーフにしたデザインの「そえぶみ箋」(350円、古川紙工)、測量野帳(480円、コクヨ)、ハチ公像のような犬の「しばんばん ご当地ステッカー」(378円、マインドウェイブ)などを同店限定商品として扱う。

 場内2カ所のイベントスペースでは連日、ワークショップを展開する。コクヨ(大阪市東成区)の「測量野帳」購入者カスタマイズ企画、ビージーエム(武蔵野市)のマスキングテープつかみ取り、三協(荒川区)による簡易レタープレス機を使った印刷&箱作り、ぺんてる(中央区)の万年筆組み立て教室など。実際にメーカーの社員らが来店し商品の紹介などを行う。

 同店の文具雑貨・店舗商品担当の今村修さんは「対面販売をやっているので、遊びに来ていただくだけでも面白いと思っているのでは」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。4月16日まで。

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