109MEN´S(渋谷区神南1)が「渋谷の日」である4月28日に、「MAGNET by SHIBUYA109」としてリニューアルオープンする。
今回、「シブヤのシゲキ。渋谷カルチャーの復権」を新たなコンセプトに、食や音楽、アートなど「エンターテインメント性の高い」コンテンツを導入した館にリニューアルすることで、「『渋谷発』の最先端」の提供を図るため、大規模な改装を行う同館。
第1弾としてオープンするのは7階と屋上。これまでメンズアパレルを中心に展開していた7階は食のフロア「Meets&Eats MAG7」に変更し、アートや音楽も取り入れることで、カルチャーに触れながら飲食を通じたコミュニケーションをする場を目指す。
同フロアには、米LA発ハンバーガー専門店「FATBURGER」の日本1号店が出店。経営はジー・スリーホールディングス(品川区)の子会社Green Micro Factory(同)。同ブランドは1952年に誕生し現在20カ国で200店舗以上を展開する。普通サイズという「オリジナルバーガー」でもパティ115グラムあるボリューム感が特徴で、16時以降にはバファローウイングチキンやアルコールなども提供する予定。
新業態として出店するのは、フルーツパーラー「SHIBUYA PARLOR」(経営はシナジー)、「おにぎらず」スタイルのスパムにぎりや天むすスタイルのおにぎりに加え、沖縄のハブ酒などもそろえる「おにぎりBar渋谷園」(同、渋谷園)など。ハレノヒ(目黒区)は、唐揚げと焼き鳥を中心に提供する「らんまん食堂」に加え、新業態となるギョーザ専門店「THEぎょるびー」も出店する。そのほか、創作日本そば「ご馳走(ちそう)そば そら」(同、シナジー)も出店予定。
これまでLINE(新宿区)のライブ動画配信スタジオ「SHIBUYAスクランブルスタジオ」があったのみで、一般開放していなかった屋上は、「MAG´s PARK」に改装中。渋谷駅前(スクランブル)交差点を見下ろせるスペースを整備するほか、若手アーティストやクリエーターらの情報発信・発表の場ともなるイベントスペース、7階で購入したものを持ち込める飲食スペースも用意する。
営業時間は10時~21時。地上1階~6階は2019年春までにリニューアルを終える予定。