渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンク」(渋谷区宇田川町)で現在、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したロード・ムービー「パリ・テキサス」を限定上映している。
米俳優ハリー・ディーン・スタントン最後の主演作となる映画「ラッキー」(ジョン・キャロル・リンチ監督)の3月17日公開を記念して行う同企画。
スタントンは1926年生まれで、「エイリアン」(リドリー・スコット監督、1979年)、テレビドラマシリーズ「ツインピークス」などに出演。昨年9月に91歳で亡くなった。
映画「パリ、テキサス」(ヴィム・ヴェンダース監督)はスタントンの数少ない主演作品で、1984年度のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品として知られる。ストーリーは、4年間失踪し荒野をさまよっていたトラヴィス(スタントン)が妻と息子との再会と別れを描く。
3月30日まで。