人気キャラクター「リラックマ」が「渋谷区観光大使ごゆるりアンバサダー」に就任した。渋谷区観光協会と同キャラクターの著作権を持つサンエックス(千代田区)が3月16日、発表した。
今年で15周年を迎えるリラックマは国内外から高い支持を得ていることから、日本を代表するキャラクターとして渋谷区の街を魅力的に伝えるため、同協会が就任を要請したという。「ごゆるり」を代名詞としているリラックマと、渋谷区のスポットを「ごゆっくり」見てほしいとの思いから「ごゆるりアンバサダー」と名付けた。
リラックマはOLのカオルさんの家にいきなりすみ着いた着ぐるみのクマ。就任に際しては、リラックマと仲間のコリラックマ、キイロイトリの3体のオリジナルデザインを開発。銅像バージョン、寝そべりバージョン、土台に乗っていないバージョンを基本にバリエーションを展開する。
今月24日、ラフォーレミュージアム原宿(神宮前1)で行われるイベント「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018 in SHIBUYA」のステージで就任式を行うほか、同日より、同協会と「MOSHI MOSHI BOX原宿観光案内所」(神宮前3)でリラックマオリジナルデザインの渋谷区観光マップを配布する。マップの言語は4か国語(日本語、英語、韓国語、中国語)に対応。
併せて、恵比寿・代官山方面を循環する渋谷区コミュニティーバス「ハチ公バス」(夕やけこやけルート)でも今月17日から、リラックマオリジナルデザインでラッピングされたバスを運行する。
同協会の金山淳吾理事長は「渋谷は忙しい街だが、たまにはゆっくりと街を歩いて渋谷区の新たな魅力を発見してもらえたらうれしい。ごゆるりアンバサダーのリラックマと共に渋谷区のごゆるりスポットを紹介していきたい」と話す。
アンバサダー就任は2019年3月31日までを予定。