渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階の「8/COURT」に3月15日、109人が選んだお薦めの1冊を集積した読書スペース「109冊図書館」が1日限定で開設される。主催は国学院大学(東4)。
同大の若手教職員を中心とした約10人で構成する「国学院大学みちのきちプロジェクト」が編集し、4月25日に発売予定の書籍「私の一冊」(弘文堂、1,944円)を記念して行う同企画。
同プロジェクトは、「学生に読書習慣を取り戻してもらおう」と始まった取り組みで、昨年4月には第1弾として渋谷キャンパス学術メディアセンター1階に本棚と読書スペースを擁する「みちのきち」を開設。書籍の刊行はプロジェクト第2弾となる。
当日は、同書に参加した109人それぞれが書籍内で推薦した1冊や「私の一冊」を実際に展示し、自由に読めるようにする。
参加者と推薦書籍は、ジャーナリス・ト池上彰さん=「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎さん著)、作家・池井戸潤さん=「卵をめぐる祖父の戦争」(デイヴィッド・ベニオフさん著)、女優・戸田恵梨香さん=「日日是好日」(森下典子さん著)、横綱・白鵬翔さん=「神なるオオカミ」(姜戎(ジャン・ロン)さん著)、ファッションデザイナー森英恵さん=「歴史という武器」(山内昌之さん著)など。
このほか、ギャップジャパン(千駄ヶ谷5)スティーブン・セア社長、元プロボクサー長谷川穂積さん、落語家・三遊亭歌る多(かるた)さん、料理家・栗原心平さんらも参加している。
開催時間は10時~16時。入場無料。