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渋谷に期間限定スポーツエンタメ施設 ドコモが「新しいスポーツの楽しみ方」提案

「ドン・キホーテ渋谷店」跡を使う施設外観

「ドン・キホーテ渋谷店」跡を使う施設外観

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 東急本店近くに3月6日、スポーツエンターテインメント施設「DAZN(ダゾーン)for docomo SPORTS LOUNGE」(渋谷区道玄坂2)が期間限定オープンした。

八重樫東選手と対戦できるVRコンテンツ

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 昨年2月からスポーツ動画配信サービス「DAZN for docomo」を展開するNTTドコモ(千代田区)が主催する期間限定企画となる同スペース。先端技術を活用したコンテンツや期間中に予定するイベントなどを通して「少し未来のスポーツの新しい楽しみ方」の提案を図る。

 場所は「ドン・キホーテ渋谷店」跡。「情報発信基地」であるとともに、IT企業が点在していることから「先端技術に敏感な人がいるのでは」と判断し渋谷での展開を決めた。場内は3つのエリアで構成。エントランスの「GREETING ROAD」には透過スクリーンを設置し、サッカー・セレッソ大阪の柿谷曜一朗選手やFC東京の髙萩 洋次郎選手らスポーツ選手8人の映像を投影する。

 大きさ2メートル×4メートルのLEDモニターを含めモニター37台を壁一面に設置する「DAZN for docomo THEATER」ではサッカー(Jリーグ、プレミアリーグなど)や野球(プロ野球など)、バスケ(Bリーグ)、テニス、ゴルフなど、同サービスで配信する動画の映像を同時上映。同所にはソファ席やハイテーブルを設置し、場内で販売するタコスやブリトーなどのフード(各500円)、アルコール(500円または600円)、ソフトドリンク(300円)も食べたり飲んだりできるようにする。

 先端のテクノロジーを活用した体験型コンテンツを用意するのは「FUTURE SPORTS AREA」。3Dホログラムディスプレー「ドリモック」では、今回のために撮影した映像を使い元メジャーリーガーの岩村明憲さんと川上憲伸さんの対決を表現したほか、モニターでは8K映像で「エアレース世界選手権」を上映。NTTドコモの音声認識技術と連動し、窓ガラスに選手の映像やスタッツを表示するなど「スマートスタジアム化」に向けた取り組みも紹介する。

 VR(バーチャルリアリティー)コンテンツは、さまざまな角度から撮影した映像を3次元(3D)で動かす「自由視点映像」技術を活用した映像のボクシング八重樫東(あきら)選手と戦えるコンテンツと、川上さんの投球をバッターとして体験できるコンテンツを用意する。

 同社コンシューマービジネス推進部・芦川隆範部長は「(次世代通信規格の)5Gが普及することでスポーツとバーチャルの融合が実現できると確信している。(東京五輪・パラリンピックが開催される)2020年に向け、新しいスポーツの楽しみ方を提案していければ」と話す。

 開催時間は12時~22時。入場無料。今月27日まで。

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