サンロッカーズ渋谷が2月23日、ブランデン・ドーソン選手との契約解除を発表した。
1993年2月1日米インディアナ州生まれのドーソン選手は、大学卒業後NBAロサンゼルス・クリッパーズでプレーするなどし、今季初めて日本でプレー。シーズン開幕前のアーリーカップに出場するも左膝軟骨損傷で戦線離脱し、1月に復帰したばかりだった。レギュラーシーズンでは10試合に出場し66得点を挙げるなどしたほか、果敢にルーズボールに飛び込むなど熱い姿も見せていた。
クラブを運営する日立サンロッカーズ(千代田区)は、ドーソン選手の「NBA復帰に向けた強い意志」を尊重。同社は「残念ではあるが、クラブとしてはより一層チーム一丸となり残りのシーズンを戦い抜くため、このような決断に至った」と説明する。
ドーソン選手は「日本でプレーをすることは素晴らしい経験だった。チームを離れるということは本当に難しい決断ではあったが、NBAへ再び戻るチャレンジをすることにした。サンロッカーズの皆さんの後半戦の躍進を願っている」とコメントを寄せる。
Bリーグのレギュレーションでは、1クラブの外国籍選手(と日本国籍取得選手)の登録数は3人までで、SR渋谷にはドーソン選手と同じくNBAでのプレー経験があるロバート・サクレ選手とジョシュ・ハレルソン選手が所属している。