国立代々木競技場の敷地内の2.5次元ミュージカル専用劇場「AiiA 2.5 Theater Tokyo(アイア2.5シアタートーキョー)」(渋谷区神南2)で2月15日、舞台「あにてれ×=LOVE ステージプロジェクト『けものフレンズ』」が始まった。
テレビ東京の動画配信サービス「あにてれ」が、代々木アニメーション学院とHKT48の指原莉乃さんがプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」とコラボレーションするステージプロジェクトの第1弾公演となる同舞台。「けもフレ」の愛称で知られる「けものフレンズ」は、架空の動物園「ジャパリパーク」を舞台に、「サンドスター」という物質の影響で女の子の姿となった動物「アニマルガール(フレンズ)」たちが繰り広げる物語で、アニメや漫画などで展開している。
今作の脚本・演出・作詞は川尻恵太さん(SUGARBOY)が担当する。ほかのフレンズの能力をうらやみ「変わりたい」という思いから劇団を立ち上げ、芝居をすることになったニホンオオカミやシヴァテリウムらフレンズたちの物語を展開。本編終了後にはサイリウムなどの使用ができ写真撮影も可能なミニライブも行う。
ツチノコ役の齊藤なぎささんは「最初から最後まで、(来場客が)ずっとくぎ付けになるような舞台にしたい」と意気込む。ダイアウルフ役の山本杏奈さんは「この舞台で12人の大切さが分かった。指原さんに『良かったよ』と言ってもらえる千秋楽にしたい」と話す。
ニホンオオカミ役の高松瞳さんは、指原さんを「存在…名前が心強い」と話し、「一緒に一番を目指そうとおっしゃってくれた。それに応えられように頑張りたい」と意気込み、「不器用ながらがむしゃらに全力でやってきた。良いものにしあがっていると思う」と自信を見せる。
公演時間は約2時間(途中休憩含む)。鑑賞料は6,800円。今月18日まで。