渋谷・神南エリアに3月1日、「HOTEL EMIT SHIBUYA(ホテルエミット渋谷)」(渋谷区神南1)がオープンする。
資産形成コンサルティングをメインに手掛けるボルテックス(千代田区)が開発を手掛ける同ホテル。同社が新事業として立ち上げ、2月1日に1号店を上野に出店。渋谷は2号店となる。ブランド名は、新たな価値の発信を目指すという思いを込めた「EMIT=発する」と、「TIME=時間軸」を逆にとらえるという思いから命名。運営はシダックスグループのシダックス大新東ヒューマンサービス(新宿区)に委託。シダックスグループがホテル運営を手掛けるのも初となる。
敷地面積は388.82平方メートル。7階建てで延べ床面積は1477.57平方メートル。客室(10平方メートル~14.25平方メートル)は、シングル36室・ダブル16室(バリアフリー対応1室)・ツイン20室の計72室で定員は108人。全室禁煙。米西海岸をイメージした内装に仕上げ、客室やカフェレストランにはベイクルーズグループの「journal standard Furniture」「ACME Furniture」の家具を使う。
サービス面では、外国人旅行客やビジネスパーソンを視野にフリーWi-Fiを完備し、テレビは地上デジタル放送やBS放送などに加えインバウンドTVも利用できるようにする。フロントには、日本語のほか英語・中国語・韓国語に対応できるスタッフが常駐するという。そのほか、携帯電話の充電器の貸し出しや荷物の預かりにも対応する。
宿泊者向けの朝食(6時~10時)はホテル内のカフェレストランで、クロワッサンやデニッシュなど常時3種類以上のパンにサラダやスープなどをビュッフェスタイルで提供。一般客も利用可能なディナータイム(17時~23時)には、シダックスグループが静岡・伊豆で展開するするワイナリー「中伊豆ワイナリー シャトーT・S」のワインなどの酒やつまみをバルスタイルで提供する。
チェックインは15時、チェックアウトは11時。