歩道橋架け替え工事が続く渋谷駅東口交差点で1月28日深夜(=29日)、明治通り(渋谷駅東口~並木橋間)を通行止めにして新しい橋桁を架設する大規模な工事が行われた。
今回の作業は、2018年秋の開業を予定する渋谷ストリーム方面と渋谷警察署方面をつなぐ歩道橋の明治通りをまたぐ部分。明治通りは29日0時から5時まで通行止めとなった。
新しい橋桁は、現場から100メートルほど離れた明治通り内の作業所で事前に組み立てられ、当日は多軸式移動台車で取り付け場所まで移動。新しい橋桁の5カ所に作業員がワイヤを取り付けた後、午前1時55分頃、オールテレーンクレーンで一気に持ち上げ、その後、角度や高さを調整しながら、既設の橋桁と橋桁の間に、この巨大なパーツをはめ込んだ。
新しいパーツは歩道の片側部分で、もう片側のパーツがはめ込まれた後、通行できるようになる。工事日・供用開始日は未定。
1月31日には、歩道橋の一部の通路変更も予定されている。渋谷駅東口交差点では新しい歩道橋完成までに約30回の通行止めが予定されており、今回が8回目となる。