西武渋谷店モヴィーダ館(渋谷区宇田川町)7階に1月26日、水着ショップ「三愛水着楽園」が期間限定オープンする。経営はワコール傘下のAi(台東区)。
昨年に次ぐ同館での出店となる同店。水着はゴールデンウイークや6月末などの夏前に加え、卒業旅行や海外旅行でリゾートに行く人などの需要で2月も「売り上げが伸びる」こともあり、冬のこの時期に出店した。フロア面積は99坪。
同店では、同社が展開するレディス水着全ブランド、セレクトのメンズブランド、雑貨をそろえる。レディスブランドは、同社のメインブランドで20代半ばが中心客層の「AI Pink」(中心価格=ビキニ1万4,000円)、上下別でコーディネートを楽しめるビーチ&アクティブスタイルを提案する「Rair(レイール)」(同=トップス8,000円、ショーツ5,000円)、40代がコアターゲットで海外リゾートをイメージしたコレクション「Coralveil(コーラルベール)」(同=フェミニンやエレガントさを取り入れる「グルーズ」2万円前後、モードスタイルの「プレミアム」3万円)。
メンズは、「HURLEY(ハーレー)」「VISSLA(ヴィスラ)」「QUIKSILVER(クイックシルバー)」などをラインアップ。雑貨はオリジナルとセレクトでバッグやビーチサンダルなどを扱う。
同社は今月24日、オープン前の店内で今年の「三愛水着楽園イメージガール」に選ばれた女優・黒木麗奈(れな)さんの就任会見と今年の新作水着のショーを開催した。
同社の今年の水着のキーワードは「リバーシブルブラ」「ノンワイヤーブラ」「ワンピース」。ビキニのブラが無地のリブ素材とリーフ柄のリバーシブルになっているタイプや、ヨガやフィットネスをする時などにも使えるノンワイヤーブラ、腰回りをゆったりとさせオフショルダーになっているワンピースなどを披露した。
ファストファッションやアパレルブランドも水着を企画するなどして水着業界は「厳しさを増している」というが、同社は「(水着メーカーとして)クオリティーを重視しつつ、トレンドも取り入れている」と同社販売統括部東日本第1販売グループ長の大那久子さんは話す。「豊富な品ぞろえになっているのでほしい一着がきっと見つかる」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで、7月・8月は全日21時まで)。出店は9月までを予定。