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渋谷・神泉に徳島県のアンテナショップ「ターンテーブル」 レストラン・宿泊施設併設

施設外観イメージ

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 渋谷・神泉駅近くに2月4日、徳島県のオーベルジュ型アンテナショップ「TurnTable(ターンテーブル)」(渋谷区神泉町)がオープンする。

ドミトリータイプの客室イメージ

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 東急電鉄が所有する築21年のビルを徳島県に一棟全て賃貸し、宿泊施設・レストラン・マルシェを備えた複合型集客施設にリノベーション。同県がDIY工務店(徳島市)に運営とプロジェクト企画を委託している。

 従来のアンテナショップはその土地の産品(モノ)の販売を中心としているが、ターンテーブルでは「モノではなくヒトからの情報発信へ」をテーマに、来店客が飲食や宿泊を通した体験を基に徳島の魅力を発信してもらえるような施設を目指すという。宿泊施設は訪日外国人の増加が見込まれる2020年の東京五輪・パラリンピック開催も意識している。

 徳島県の魅力を首都圏から発信していくという目的に加え、「高感度の人々が集う場を作る」という思いから小規模な飲食店やショップ、ICTやクリエーティブ系企業が点在する同エリアでの展開を決めたという。

 敷地面積は357.23平方メートルで、建物は5階建ての864.22平方メートル。内装には、徳島県神山町の杉の木や、藍染めののれん、同町の青石で作るフロント、「阿波しじら織」のベットスローなど徳島の素材を使う。フロア構成は、1階=フロント、カフェ、マルシェ、ランドリー、2階=レストラン、客室、共有トイレ・シャワー、3階・4階=客室、共有トイレ・シャワー・ミニキッチン、5階=客室(プライベートデッキ付きスペシャルルーム)。

 レストランで使う食材選びやメニューの開発は、徳島でレストラン「Deili」を展開するフードディレクターの河田真知子さん、渋谷・神山町のフレンチ「Pignon」のオーナーシェフ吉川倫平さんが担当し、徳島産の食材を中心とした料理を提供予定。

 宿泊施設の運営は、宿泊施設の運営事業などを手掛けるR・Project(千葉県)が受託。収容人数は個室とドミトリーで64人。1泊の宿泊料は、ドミトリー=6,000円~9,500円、グループ用ドミトリー=2万4,000円~3万円、シングルルーム=1万円~2万7,000円、スペシャルルーム=8万円~15万円(いずれも予価)。

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