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「Bリーグ」オールスター戦 サンロッカーズ渋谷、アルバルク東京の選手も活躍

ダンク6本を含む16得点を挙げるなどしたSR渋谷のロバート・サクレ選手

ダンク6本を含む16得点を挙げるなどしたSR渋谷のロバート・サクレ選手

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 熊本県立総合体育館(熊本県)で1月14日に開催された「Bリーグ オールスターゲーム2018」に、渋谷区をホームタウンとするサンロッカーズ渋谷(SR渋谷)とアルバルク東京(A東京)の選手たちも出場した。

熊本の子どもたちと交流する田中大貴選手

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 熊本地震や九州北部集中豪雨の復興支援の意味も込め、熊本で開いた今回のオールスターゲーム。前日の13日には社会的責任活動「B.LEAGUE Hope」の一環として、熊本と福岡の子どもたちと交流するなどした。

 メインゲームには、ファン投票などで選ばれた26人の選手が出場。A東京からは田中大貴選手、竹内譲次選手、馬場雄大選手が出場となったが、馬場選手はけがで欠場となりベンチから会場を盛り上げた。スターティングメンバーとして出場した田中選手と竹内選手。田中選手は、横浜ビー・コルセアーズの川村卓也選手の3ポイント(P)シュートなどアシスト4本をしたほか、レバンガ北海道のマーク・トラソリーニ選手からのパスでアリウープを決め見せ場を作った。竹内選手はこの日、普段は違うチームでプレーしている双子の兄・公輔選手と同じチームでの出場となった。第1クオーター(Q)には公輔選手へアシストをするなど、オールスターならではのシーンも見られた。

 SR渋谷から唯一の選出となったロバート・サクレ選手は、馬場選手とかぶっていたため、普段とは異なる背番号「00」のユニホームを着用。第1Q途中から出場すると、3Pシュートを打ったりリバウンドを取ったり積極的にボールに絡んでいき、終盤にはアリウープを含む3本のダンクを決め、第2Qには熊本ヴォルターズ・小林慎太郎選手の3Pを2本お膳立て。第3Qにはさらに2本のダンクを決めるなど、同ゲーム最多となる6本のダンクで場内を沸かせたほか、最多となる13本のリバウンドを記録するなどした。

 MVPには、6本の3Pを決めた小林選手が選ばれ賞金100万円が贈られた。「被災地は復興には程遠く風化させないことが大事。バスケットボールで元気に、笑顔にすることが僕たちの使命だと思う。今日はここにいる選手たちのおかげでたくさんの勇気と元気を伝えられたのでは」と地元での開催を喜んだ。

 この日、恵比寿ガーデンプレイス内の「ザ・ガーデンホール」ではリーグ初の試みとなるライブビューイングが行われ、510人が観戦。会場には、SR渋谷のベンドラメ礼生選手と山内盛久選手も駆け付け試合を見守った。ベンドラメ選手は「(前半は)普段見られない遊んだプレーもありつつ、後半はしっかりゲームを締めていた。(今後出場できたら)後半で活躍したい」と振り返り、山内選手は「オールスターらしいハイレベルな戦いで、バスケットを知らない方も楽しめたのでは。今度は(選手として)オールスターの舞台に立ちたい」と意欲を見せた。

 MVPに選ばれた小林選手については、「プレッシャーもある中でシュートも決め活躍した」(ベンドラメ選手)、「見応えのある試合にしてくれた。MVPにふさわしい活躍」(山内選手)とそれぞれたたえ、山内選手はチームメートであるサクレ選手に「もっと活躍してMVP取ってほしかった」とも。

 来年のオールスターゲームは1月中旬、富山グウジーズのホームアリーナである富山市総合体育館での開催が決まった。

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