1月2日に初売りを迎えた「SHIBUYA109」(渋谷区道玄坂2)の当日の売り上げが約2億1,000万円だったことが明らかになった。
同日、福袋の発売とともに冬のセールを始めた同館。当日は、営業開始時間を通常の10時から1時間前倒して9時にした。運営会社のSHIBUYA109エンタテイメント(道玄坂1)によると、オープン前には約2000人が並んだという。
総入館者数は昨年より約1000人減の約5万4000人。売り上げは、昨年の約2億5,000万円から4,000万円ほどダウンした。初売りは「一年で最も売り上げる日」で、2012年まで5年連続で4億円を突破していたものの、以降は右肩下がりとなっている。
「一日を通した売り上げ」を意識し、同日から韓国の女性グループ「BLACKPINK」の期間限定ショップをオープンしたほか、夕方に「タイムセール」を行うなど来館を促す企画も用意した。
小西郁良(いくろう)総支配人は「若者マーケットは大きく変わっている。キャッチアップしてアジャストしていくことが大事で、よりスピード感を上げていけないといけない。店や商品の品ぞろえを充実させて、当館に来れば最新のものがあると思ってもらえる店づくりを続けていきたい」と展望する。
営業時間は10時~21時。冬のセールは今月31日まで。