西武渋谷店(渋谷区宇田川町)で来年1月1日から、新春イベントが行われる。
元日休業する動きが拡大しつつ中、全店で元日営業を行うそごう・西武(千代田区)。元日営業は「新規顧客との接点強化と捉えている」とほか、年々売り上げも増加していることから需要が高いと判断し、来年も元日営業を決めたという。今後については、顧客のニーズや一般論を鑑みて都度検討していくという。
1日にはA館1階で、七福神に扮(ふん)した同店店長をはじめとする社員が来店客を出迎え、新春のあいさつを行う。2日は日本画家・大竹寛子さんがライブパフォーマンスを行う。大竹さんは、ライフワークという「花とチョウ」をモチーフに顔料を使って「neo night Japan-SHIBUYA-」をテーマにした作品を制作するという。完成した作品は同8日まで展示する。
B館1階特設会場には絵馬掛け所を設置(8日まで)し、絵馬(250枚限定)に願い事などを書けるようにする。期間終了後は北谷稲荷神社(神南1)に奉納する。
同店は来年開店50周年を迎えることから、同フロアには同社のコーポレートアイデンティティー(CI)である「目玉マーク」からインスピレーションを受けた空間を作り、グラフィックデザイナーの廣村正彰さん(廣村デザイン事務所)、写真家ヨシダナギさん、美術作家・深堀隆介さん、アーティスト日比野克彦さん、コスチュームアーティストひびのこづえさん夫妻、現代美術作家スプツニ子!さん、デザイナー佐藤オオキさん(nendo)など50人の新春メッセージを展示する(同15日まで)。
営業時間は10時~21時(12月30日までと1月1日~3日は20時まで、12月31日は19時まで)。