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代官山に「午後の紅茶」コンセプトショップ アレンジティーとチーズ料理のペアリング

赤・白・黄を中心に紅茶の要素を随所に取り入れた店内

赤・白・黄を中心に紅茶の要素を随所に取り入れた店内

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 代官山駅近くに、紅茶飲料「キリン 午後の紅茶」のコンセプトショップ「Milk. Black. Lemon. By GOGO NO KOCHA」(渋谷区猿楽町、TEL 03-6455-0913)がオープンして2カ月がたった。経営はキリンビバレッジ(中野区)。

アレンジティーとチーズ料理の組み合わせを提案

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 1986(昭和61)年に発売され「午後ティー」の愛称で親しまれている同商品。ブランドの世界観や紅茶の新たな楽しみ方を提案することで、購買が減った「大人世代」への訴求を図ると共に、消費者との接点を増やそうと出店した。

 店舗面積は142.54平方メートル。席数は35席。店舗は同商品の3種類の味(ストレート、ミルク、レモン)のキーカラーである、赤・白・黄を中心にし、床にはチャノキの板を、クッションカバーは茶葉で染めた生地を、それぞれ使う。標高や気候によって変わる茶葉の特徴などを紹介する展示台を置くほか、紅茶に関する「豆知識」を書いたコースターなども採用している。

 「ヨーロッパでは一般的」という紅茶とチーズ料理のペアリングを提案する同店。紅茶(378円~540円)は商品と同じ茶葉3種類(ディンブラ、キャンディ、ヌワラエリア)を使い、ベーシック3種類のほかアレンジティー15種類を用意する。フードは、レッドチェダー・デニッシュモッツァレラなど4種類のチーズを使うトースト(594円)や仏産クリームチーズを使うレアチーズケーキ(486円)など。現在の客単価は900円~1,000円程度。

 現在、冬季メニューとして、焼かない黒パンに仏産ブリーチーズや伊産プロシュート、クレソンなどを挟むサンドイッチ(702円)、スライスしたホワイトチョコや砕いたピスタチオとフリーズドライストロベリーが入ったグラスに「キャンディ」の紅茶を注ぐ「ホワイトショコラデライト」(594円)などを提供している。

 オープン以降、2カ月で延べ5500人ほどが来店したといい、20~30代を中心に女性が8割を占めている。土地柄か中国や韓国・台湾を中心とした外国人旅行客の姿もあるという。

 営業時間は11時~20時。水曜定休。

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