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サンロッカーズ渋谷、アウェーで3連勝 渋谷からパブリックビューイングで声援

接戦をものにし歓喜に沸いた店内

接戦をものにし歓喜に沸いた店内

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 タワーレコード渋谷店近くの豪発メキシカンダイナー「Guzman y Gomez渋谷店」(渋谷区神南1)で12月20日、サンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)と栃木ブレックス(同栃木)戦のパブリックビューイングが開かれた。試合会場は栃木のホームアリーナ「ブレックスアリーナ宇都宮」(栃木県宇都宮市)。

ハイタッチをするなどして勝利を喜んだ

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 チームが主催するパブリックビューイングとしては、9月29日のシーズン開幕戦以来2回目となったこの日。SR渋谷のTシャツやタオルといったグッズを身に着けた人や、平日であることから仕事帰りと思われるスーツ姿の人など延べ50人ほどが来場。貸し切りにしていないことから、飲食をしながら試合を上映するモニターに目を向ける一般利用客も見られた。

 第1クオーター(Q)から10点のリードを奪う展開に笑顔を浮かべながら、試合を見守ったファンたち。試合が進むにつれ店内の熱気は上がり、栃木のフリースロー時にはブーイングを上げ、プレーに一喜一憂するなど、会場にいるかのように声援を送った。第1Qと第3Qに、この日ヒーローに選ばれた菊池真人選手が連続で得点を決めると、ひときわ大きな歓声が上がった。

 最終Qは栃木の猛攻に悲鳴にも似た声が至る所から上がるが、試合終了まで残り2分を切ると「Goサンロッカーズ!」「ディフェンス!」などのコールが起こり、店内が一体となり選手たちにパワーを送る。残り52秒で同点となり店内にも緊張が走るが、ジョシュ・ハレルソン選手のダンクやベンドラメ礼生選手のフリースローでリードを奪い66対63で勝利。試合終了のブザーと同時に拍手が沸き起こり、ファンたちは拳を突き上げたりハイタッチをしたりして喜んだ。勝利を記念し振る舞われたコロナビールを片手に「いい試合だった」「アウェーで勝つのうれしい」と勝利の余韻に浸っていた。

 広瀬健太選手をきっかけにSR渋谷のファンになったという会社員の昌美さんは「(勝てて)本当に良かった。誰かがけがで離れてもカバーできているのが今シーズンの良いところ」と笑顔を浮かべた。「(渋谷には)こういう機会が無いと来ないが、(街並みなどを)ゆっくり見られていい」とも。

 今後もアウェー戦のパブリックビューイングは続けていく予定で、チームを運営する日立サンロッカーズ(千代田区)の宮野陣事業統括部長は「集える場として、渋谷の方にも楽しんでもらえるような場にしていきたい。次はどのような店になるか分からないが、いろいろな店がある渋谷の良いところも伝えられたら」と話す。

 SR渋谷は前節のエヴェッサ大阪戦含めアウェーで3連勝となった。ホームアリーナである青山学院大学記念館(=大学体育館、渋谷4)では今月23日・24日、同じく渋谷区をホームタウンにするアルバルク東京を迎えてホーム戦を行う。

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