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原宿・竹下通りにLA発パイ&コーヒー店「ザ パイホール」 女子中高生にアプローチ図る

本国と同じテーブルや椅子を配置する店内

本国と同じテーブルや椅子を配置する店内

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 原宿・竹下通り沿いに12月21日、米ロサンゼルス発のオーガニックコーヒーとパイ専門店「The Pie Hole Los Angeles原宿竹下通り店」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6804-2010)がオープンする。経営は飲食店舗の開発・運営などを手掛けるFSプランニング(港区)。

手作りパイとオーガニックコーヒーを中心に提供する

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 2011年にロサンゼルスで創業し米国内に9店舗を展開する同ブランド。同社がライセンス契約を結び、昨年11月に日本1号店を新宿ルミネ(新宿区)内に、今年4月に2号店を「GINZA SIX」(港区)内に出店した。原宿竹下通り店は国内3号店となる。

 原宿店は、駅別乗降客数1位の駅で買い物途中や帰宅途中などに利用する人も多い新宿、外国人や年齢層の高い人たちが多いという銀座に次ぐ店舗として、女子中高生など「新たな層へのアプローチ」を図る。

 建物2階に位置する同店の店舗面積は84.88平方メートル。「カフェのイメージを定着させたい」と席数は60席を確保。本国の店舗のイメージを取り入れた店内は、壁面に紺色を配し本国の店舗と同じ木目のテーブルやスチールの椅子を採用。壁面にはパイのレシピが書かれた本国の店舗の写真などを掲出している。カウンター席などには電源も用意する。

 本国のレシピを再現するというパイは、素材の下ごしらえや包む工程などを手作業で行っている。店頭では常時スイートパイ8種類、セイボリー8~9種類ほどを用意し、スイートパイは2カ月周期で新しい味を用意する。

 スイートパイは、クランブルをトッピングする「マムズアップルクランブル」(519円)などで、一部パイはアイスクリームやチョコソースなどを添える「コンボ」でも用意する。セイボリーパイは、小麦とイタリアンパセリをまぶした生地でマカロニとチーズを包む「マック&チーズ」、マッシュポテトと牛肉などを包む「シェパーズパイ」(以上454円)など。ランチ(11時~15時)には、選べるセイボリーパイと週替わりのミニスイートパイ、鶏肉のサラダが付くセット(1,026円)も提供する。

 同店限定で、一口大にカットするチョコレートラズベリーパイやバニラアイスやホイップクリームを詰めるパフェ(972円)、本国の店舗で提供していたストロベリージャムを包み表面にはラベンダーのアイシングをデコレーションする「ストロベリー&ラベンダーハンドパイ」(368円)なども販売する。

 100%オーガニック原料のコーヒーは、ミディアムローストするエルサルバドル産・コロンビア産・ケルン産の豆をブレンド。ドリップコーヒー(S346円~)や水出しアイスコーヒーに窒素を混ぜた「ニトロアイスコーヒー」(同411円~)などを用意する。客単価は1,000円強を見込む。

 同ブランドのマーケティング担当天野佑紀さんは「3店舗目となり、私たちがやりたいこと今後見せていきたいスタイルを具体的にメニューや店づくりに反映して作り上げることができた」と話し、「ロサンゼルスのおふくろの味を再現しているので、一過性のものではなく、こだわった良い物を楽しんでもれれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~20時30分。

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