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原宿にハワイ発サラダ店「アロハサラダ」1号店 「アクアポニックス」栽培野菜も

明治通りから1本入った路地に出店する店舗外観

明治通りから1本入った路地に出店する店舗外観

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 原宿駅近くに12月7日、ハワイ発サラダ専門店「アロハサラダ」の日本1号店「アロハサラダ原宿」(渋谷区神宮前4、TEL 03-6721-1213)がオープンした。

カップにも平皿にもなる容器で提供するサラダ

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 機械部品を扱う商社、堀正工業の関連会社となるイーストホスピタリティーズ(品川区)が国内展開を手掛ける。グループ会社には大分にファームを持ち、魚と植物を1つのシステムで育てる農業「アクアポニックス」で野菜を作るホリマサシティファーム(同)があり、その農法を広める手法を考える中で、ハワイに6店舗を構えている「アロハサラダ」と出合い、野菜を供給する形で国内展開を決めた。

 米国外初出店となる原宿の店舗は、働いている人や住んでいる人が「健康志向の人が多い」と考え同エリアに出店を決めた。20~30代の女性を中心に来店を見込む。店舗面積は約30坪。席数はテーブル10席のほか、店舗内外にベンチ席を用意する。「ナチュラルな雰囲気」に仕上げた店内には、天然の大理石とバナナの木を使ったカウンターを配置し、オリジナルのテーブルは木で作った。一部天井は「波」をイメージしカーブに仕上げている。

 同店では大分のファームで作る葉物野菜や国産の無農薬野菜をベースに、トランス脂肪酸を使わず手作りするドレッシングなどを採用。サラダの器には岐阜の美濃和紙を使ったカップにも平皿にもなる容器を使っている。

 サラダはハワイのメニューをベースに日本人向けにアレンジ。サラダの種類のほか、雑穀玄米やクスクスなどのベース、フェイクミートやパクチー、アサイーなどのトッピング(150円~250円)も選べる。サラダの種類は、ケールやベビーリーフなどの野菜、マンゴーなどのフルーツ、ソイチーズなどにパッションフルーツのドレッシングをかける「アロハパッションサラダ」(S=700円、R=1,150円)、ローストビーフが入る食事系サラダ「コアビーフサラダ」(同=830円、同=1,350円)など常時10種類をラインアップ予定。客単価は1,300円ほどを見込む。

 堀社長は「2020年の東京五輪・パラリンピックに向け食材を作る側も良いものを作っていかなくてはいけない。健康なものを常に提供できる発信基地にしたい」と意欲を見せ、「素材には自信がある。目で見ても食べても楽しめるサラダになっているので、魅力を感じてもらいたい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~21時。

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