渋谷郵便局（渋谷区渋谷1）が12月9日、クリスマス仕様の郵便車の運転を始めた。

サンタ帽をかぶって接客する渋谷郵便局の局員

　利用者も社員も「ワクワクする郵便局」づくりを指している日本郵便（千代田区）が、初めて全国で展開するクリスマス施策「郵便局サンタ47」の一環。同取り組みは、47都道府県の郵便局134局が参加し、それぞれ独自のクリスマスイベントを行っていくもの。

　全国に先駆けて始める同局。渋谷は国内外からの来街者が多いことから、街中を走る郵便車にラッピングすることで広くアピールする。区内を走る郵便車約50台のうち5台の車体をサンタクロースやトナカイ、「Merry Xmas」の文字などでラッピング。そのうち1台のみ、同社のキャラクター「ぽすくま」柄でラッピング。同車両を写真に撮り同局の窓口で提示した先着100人には「ぽすくま」のストラップを進呈している。配達員はサンタ帽をかぶって荷物を届けるという。

　併せて、同局2階の窓口では局員がサンタ帽をかぶって接客。同フロアにはツリーやサンタクロースやトナカイなどのエアーバルーンなどを飾るほか、窓はステンドグラス風にしクリスマスを演出。地元の園児が描いたクリスマスの絵も展示している。

　高山明局長は「ドライバーをサンタ、郵便車をトナカイに見立てて、お預かりした荷物を真心こめてお届けする。皆さまに喜ばれる郵便局になっていきたい」と話す。

　今月25日まで。