渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階のホールで12月8日・9日、地方創生まちづくりフォーラム「まちてん」が開催される。主催は伊藤園や日本郵便などで構成する実行委員会。後援は内閣府ほか。
2015年に始まった同イベントは「日本のまちに、光をあてろ。」をテーマに、自治体や企業、大学、起業家などが集まり「地方が抱える課題」を共有し参加者同士の協業を生み出すことで新たな「まちづくり」の創出を目的にする。昨年は2200人以上の関係者が集まったという。
会場では、カンファレンスやディスカッション、約100社・団体が出展するブースなどを通じてサスティナブル(持続可能)なまちづくりの事例やアイデアの発信を図る。
カンファレンスは、「稼ぐ力」「ライフスタイルの改革」「学び」をベースに、「ツーリズム」「芸術文化」「テクノロジー」など8テーマで40人がプレゼンテーションを行う。終了後には、登壇者やコメンテーターを交えた来場者参加型のクロストークも予定する。
まちづくりに注力している企業や団体によるディスカッションでは、幕末維新期における佐賀藩の歴史をラップで表現した佐賀県の「The SAGA Continues…」、日本郵便のオープンイノベーションプログラム「POST LOGITEC INNOVATION PROGRAM」や物流ドローンの実証実験、千葉市でイオンが展開する「地域エコシステム」などを紹介する。
開催時間は、8日=10時~18時10分(9時30分~オープニングトーク)、9日=9時30分~18時。入場無料だがホームページから事前登録が必要。