渋谷・宇田川町のミニシアター「アップリンク」(渋谷区宇田川)で12月2日、チェコの巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー監督の特集上映が始まった。
ホドロフスキー監督の新作「エ ンドレス・ポエトリー」の公開を記念したもの。ホドロフスキー監督は1929年チリ生まれ。1967年、パリの作家フェルナンド・アラバールの作品を原作にした「ファンド・アンド・リス(FANDO Y LIS)」で監督デビューした。
上映するのは6作品。1971年1月1日に宣伝なしで深夜興行を始めたカルト作品で、ホドロフスキー監督の名が広く知られるきっかけとなった「エル・トポ」(1970 年)、サーカスを舞台にした「血まみれ」のメロドラマ「サンタ・サングレ/聖なる血」(1989年)、劇場未公開作の「ホドロフスキーの虹泥棒」(1990年)、1975年に企画されるも撮影前に頓挫したSF映画「DUNE」に関するドキュメンタリー「ホドロフスキーのDUNE」(2013年)など。劇場未公開映像として「エンド レス・ポエトリー」のメーキング映像や、ホドロフスキー監督のインタビュー映像も一緒に上映する。
鑑賞料は1,300円ほか。今月29日まで。