渋谷駅東口エリアの16b出入り口が12月2日、変更された。
16b出入り口は、渋谷ヒカリエ2改札口横から国道246号線の下を横断し明治通り沿いの西側の歩道に出る仮設の出入り口として、2013年の東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始に合わせて設けられた。出入り口の変更に伴い仮設だった16bは1日の営業終了とともに封鎖された。
今回の出入り口変更は、同出入り口に隣接する複合施設「渋谷ストリーム」の開発とともに、東急電鉄が歩行者ネットワーク整備の整備を図り計画した縦動線「アーバン・コア」の一部供用開始に伴うもの。
同所の「アーバン・コア」は、地下2階~地上2階部分をつなぐ縦動線。自然光を取り込むとともに「スタイリッシュな都市景観」を演出するため、雲のかたちを模したガラス張りの外観に仕上げ、天井には鏡面を採用。地下2階からの吹き抜けは25.8メートル(地下12.3メートル、地上13.5メートル)となっている。
同所には、地下2~地上1階をつなぐ24.9メートルのエスカレーターと、地上1階~同2階をつなぐ14.46メートルのエスカレーター、エレベーター1基、地下2階~地上1階の階段(78段)を整備した。今回の供用は地上部分(地下2階~地上1階)まで。
供用時間は4時45分~翌1時25分(土曜・日曜・祝日は翌1時10分まで)。東口バスターミナルに出る16a出入り口に変更はない。