アルバルク東京は11月29日、明治大学在学中の齋藤拓実選手が「特別指定選手」として入団することを発表した。

　特別指定強化選手は、学生バスケットボール連盟などに所属する選手で満22歳以下の選手を対象にした育成・強化を目的にした制度。

　今季「若手選手の育成」をテーマの1つに掲げている同チームには、齋藤選手と同学年で筑波大学在学中ながらプロ契約を結んだ馬場雄大選手や、大卒ルーキーのランデン・ルーカス選手、プロ2年目の小島元基選手なども在籍しており、選手の平均年齢は27.5歳とリーグの中でも若い。

　齋藤選手は1995年8月11日神奈川生まれ。身長171センチ、体重66キロ。ポジションはPG（ポイントガード）で、今夏、U24男子日本代表としてユニバーシアード競技大会に出場。自らの良さを「チームメートを生かすアシスト」と自負しているように、同大会では1試合でアシスト7本を決めた試合もあった。背番号は2番。

　齋藤選手は「1日も早くチームの勝利に貢献できるよう頑張る」とコメントを寄せる。12月2日にアウェーで行われるシーホース三河戦からベンチ入りする予定。